2013年7月8日月曜日

Mac Mini と MacBook Pro では音質が違う?

ややオカルトな話ですが、 Mac Mini (Mid 2011) と レティナMacBook Pro (Early 2013, 15") では音質が違うようです。

これまで、 Mac Mini は自宅用、 rMBP は外出用として使い分けてきたので横に並べて比較する機会がなかったのですが、ちょっとしたきっかけ(後述)で気になったので、聞き比べてみました。もちろん、使用したオーディオ I/F は、同じ Focusrite Forte で、再生ソフトも Fidelia 1.3.1 に統一してあります。再生したファイルも同じものです。 USB ケーブルも同じものを使っています。

結論から言うと、 rMBP の方が音質が良い ように思います。予想としては(特に根拠があった訳ではありませんが) Mac Mini の方が良さそうに思っていたので、これは意外でした。比べると、 Mac Mini の方はやや大雑把で細部が潰れる 印象があり、 rMBP の方が滑らかで解像度感が高く「静か」 な印象です。横に並べて聞き比べなければ分かりませんが、知ってしまうと気になります。マニアでない人にとってはほとんど違いが分からない(自称オーディオマニアでも分からない人は少なくなさそう)程度なので、問題ないと言えば問題ないのですが...

可能性としては、3つくらい考えられそうです。
  1. ただの思い込み(プラセボ)
  2. いわゆるジッタの差
  3. いわゆる「電源の質」の差
[1] について。今回、1台の Forte を繋ぎ換えて聞き比べているので、その間に数10秒の開きがあります。また、1人で実験しているので「いまどちらを聞いているのか」が分かってしまい、それらが心理的に影響している可能性は否定できません。

[2] について。 Mac 側の USB コントローラの違いやその電源周りなどの違いから、ジッタに差が出ている可能性があるでしょう。もっとも、これを検証する手段はない(個人ではジッタ測定器など買えないし、施設を借りるのも難しいし、いずれにせよ私には正確な知識・技術がない)ので、想像に過ぎません。

[3] について。今回、 Forte は USB バスパワーモードで使用しました(別の機会に書こうと思いますが、 AC アダプタを使うと音質が変わります)。このため、 Mac から供給される電源の質に差があって、これが影響していた可能性があります。もしこれが主な原因だとすると、
  • rMBP をバッテリで動作させているとき
  • バッテリ充電済みで AC アダプタで動作させているとき
  • バッテリ充電中
の3つでも音質が違う可能性はありそうです。

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今回、発端となったのは、 Fidelia をアップデートして音質が変わったように感じたこと です。先に rMBP の方をアップデートして「あれ、変わったかな?」と思ったので、バージョン1.2.1のままだった Mac Mini と聞き比べをして、1.3.1の方が良いという結論になりました。そこで、 Mac Mini の方も 1.3.1 にアップデートした訳ですが、そこで今度は「あれ、 Mac Mini と rMBP で違うかも」と気づいた次第です。

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さて、 もしこれが思い込み(プラセボ)ではないとすれば 、いろいろ問題が出てきます。

[1] まず、 Mac で PC オーディオ をやる場合、細かく言うと Mac 本体の選択も音質に影響する可能性がある、ということになります。 iMac や Mac Pro 分かりませんし、同じ Mac Mini でも 2010、2011、2012で差があるかも知れません。

[2] Mac を音楽制作に使う場合、レコーディング時に、記録されるデータに差が生じるかどうかは分かりません(おそらく変わらないと思います)。しかし、モニターする音には差が生じるということなので、結果的にミキシング、マスタリングに影響することは考えられます。

「知らない方が良かった」という類いの話で、実は単なる心理的問題という可能性も十分にありますが、なかなか楽しめる実験ではありました。

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