2012年1月19日木曜日

RME から新しいオーディオ I/F:Fireface UCX [2012/1/23更新]

RME が新しいオーディオ I/F の出荷を開始しています。
< 出典:RME >

その名も Fireface UCX 。Fireface UC/400 と同サイズのハーフラックで、X-Core による DSP エフェクト(192kHz でも全チャンネルに適用可能)、2011年に再設計された Fireface UFX、Babyface と同等の AD/DA(音質向上とレイテンシ低減)、自動ゲイン設定、ワイヤードコントローラ対応など、多岐にわたるアップデートが施されています。

なお、ワイヤードコントローラは、標準機能のものが付属するほか、同日発表の Advanced Remote Control (ARC) にも対応しています。こちらは、2012年3月出荷予定となっています。ちなみに、 ARC は Fireface UFX にも対応しているようですが、シリアルナンバーが 23241707 以降については標準対応、それより前の個体は有償で対応ということのようです。
< 出典:RME >

パソコンとの接続は、 FireWire 400 又は USB2.0 (USB3.0 でも接続可能)。 ただし、Fireface 400 が FireWire バスパワー対応だったのに対して、Fireface UCX は FireWire 接続時でも外部電源が必須のようです。バスパワーが必要なら、Fireface 400/800 か Babyface を使ってくれ、ということでしょうか。 [バスパワー駆動可能のようです。1/23の更新参照]

フロントパネル は、Fireface UC/400 に比べて、チャンネル間にあった白線の区切りがなくなって若干スッキリしていますが、基本的な配置等には変更がなさそうです。ロータリーエンコーダは、Fireface UFX と同様に黒色に変更されるようです。
< 出典:RME >

バックパネル は、Fireface UC に比べて FireWire 端子、リモートコントローラ用端子が増えたことによって、デジタル I/O 周り(上段)が若干窮屈になっている印象ですが、大きな変更はありません。ユーザでなければ、一瞬では気付かない程度の違いです。なお、Wordclock 入力にあったターミネータ ON/OFF スイッチは撤去されているようです(ソフトウェアで切り替えるのでしょう)。
< 出典:RME >
かなり衝撃的な機能として、 iPad/iPad2 に直接接続できる ようです。しかも、 96kHz/24bit 対応 とのこと。これまでも iPad にオーディオ I/F を繋ぐ試みはあり、対応を謳った製品もいくつか出ていましたが、業務用レベルの製品では世界初だと思います。

対応 OS は、Mac OS X 10.5 以降、Windows XP SP2 以降となっています。ただし、パソコンのハードウェア要件として、USB 接続では Core 2 Duo 以降が必須です。

すでに Fireface UC を使っていて、とうてい使いこなしているとは言えない状況ですが、 これはかなりキました 。てゆーかヤバいです。出たらソッコーで買ってしまいそう。最近のユーロ安もあって、10万円そこそこで買えちゃったりするんじゃないでしょうか。Synthax.de での希望小売価格は 1290.00 ユーロ(物価税19%込み) となっています。不埒ですが、あと2〜3ヶ月ほどユーロ安が続いて欲しいところです(笑)。 [価格、国内発売時期についての言及がありました。1/23の更新参照]

[2012/1/20更新]

更新個所が増えてきたので、 末尾にまとめました。

シンタックスジャパンにも 日本語での製品情報がアップ されました。現時点では希望小売価格、国内発売時期などの詳細は不明ですが、発売すること自体は間違いなさそうです。一方で、オプションのワイヤードコン トローラである ARC に関する情報は掲載されていません。せっかくなので、こちらも国内で販売して欲しいところです。

iPad に接続できるのは、クラスコンプライアント(標準規格準拠)だから、とのことで、このときアシンクロナスモードで動作(ホスト側のクロックに依存せず、 Steady Clock で動作)するようです。もしかすると、パソコンと繋いで、いわゆる "USB-DAC" 的な使い方もできるかも知れません。

YouTube に紹介ムービーがアップされています。

国内でこのニュースを最初に取り上げているのは、音源出版の Phileweb のようです。記事によれば、国内発売などの詳細については後日発表があるとのこと。楽しみです。 [以上]

[2012/1/23更新]

Rock oN の Winter NAMM SHOW 2012 レポート に詳細がアップされています。それによれば...
  • 初出時、 FireWire 400 でもバスパワー不可、と書いていましたが、可能のようです。
  • 本体価格は 1749USD を想定しているとのこと。現在の円ドル換算レートからすると13〜14万円前後でしょうか。
  • 日本での発売時期について、第2四半期までには、ということのようです。第2四半期=7月〜9月なので、あと半年はかかるってことですか...ちょっと待てないかなぁ。Apogee か Lynx か ATI 辺りの DA/AD コンバータを買っちゃいそうです。
[以上]

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これは凄い気になります!
日本発売はいつになりますかねぇ・・・?

S'bhuth さんのコメント...

コメントありがとうございます。

シンタックスジャパンに日本語の製品情報がアップされたので、近々、国内でも発売するのではないでしょうか。個人的には、年度内が1つの目安かな、と思っています。