2011年10月20日木曜日

A-H01、DS-H01、S-300NEO 発表

TEAC が、UD-H01 とセットになる H01 シリーズの新製品として、プリメインアンプ A-H01 と、デジタル出力付き iPad/iPhone/iPod 用ドック DS-H01発表しています 。また、 A-H01 の製品ページにも写真が出ていますが、同軸スピーカー S-300NEO が同時に 発表されています

このブログで、現在いちばんアクセス数の多い記事が UD-H01 関連の2つ( TEAC UD-H01続・TEAC UD-H01(と関連製品) )なんですが、近所の量販店に展示していなくて、未だに実機を見られていない状態です。もしレビューを期待していただいているなら、ごめんなさい。

A-H01 は、何といっても ICEpower モジュール登載というのが目を引きますね。自社製でないのは、いささか残念ですが、デジタルアンプとしては定評のあるブランドなので、けっこう注目度は高いと思います。

また、D/Aコンバータ内蔵でUSB入力(アシンクロナス方式)も備えているので、これ1台で最小規模のデスクトップオーディオが実現できます。UD-H01 と同じくUSBコントローラはTENOR TE8802Lのようなので、違いはDACがモノラル使用かステレオ使用かという程度です。

この違いは、やや誇張された形で喧伝されているい印象があります。レコーディング機材のAD/DAコンバータは、1チップでステレオどころか8チャンネル以上を扱っていたりします。それで十分なセパレーションが得られるので、家庭用オーディオのD/Aコンバータで、あえてモノラル使用でなければならない理由はないと思います。その意味では、A-H01 は UD-H01 を食っている( UD-H01 は不要)気もします。これから買うなら、 A-H01 だけで十分ではないでしょうか。

DS-H01 は、僕は今や iPad/iPhone/iPod のユーザではないので、あまり興味がありません。デジタル出力のほか、D/Aコンバータも内蔵していて、単体でも使えるようになっているようです。また、iTunes との同期、iPad/iPhone/iPod の充電にも対応します。

S-300NEO は、13cmウーファーと2.5cmツイーターの同軸2ウェイで、かつて好評だった S-300 の現代版といえる内容です。バイワイヤリングにも対応しています。ネットは磁石で吸着するタイプのようで、バッフルに余計な穴がないのは良いと思います。

ここまで見てくると、H01 シリーズの性格は、寝室や書斎で手軽に、しかしある程度高品位にPCオーディオを楽しみたい人や、これから本格的にオーディオに取り組むきっかけとしてPCオーディオを考えている人、を対象にしているように見えます。

これまでパソコンで音楽を聴くと言うと、「しょせんパソコンでしょ?」と 半分馬鹿にされるか、かなりの知識・経験を持ったマニアのためのものだった印象があります。でも、いまはそのほうが裾野が広い訳で、今後の成長分野にいち早く取り組むという姿勢は、他社も見習うべきでしょう。

本当は「 Walkman のドック用」もあると良いんでしょうが、それができなくて iPad/iPhone/iPod 対応品ばかりというのは、やっぱり「オトナの事情」なんでしょうか? オーディオ機器メーカーとしては、Appleはビジネスチャンスを与えてくれるパートナー、SONYはいかにもライバル、ということなのかも知れませんが、それじゃあ Walkman に勝ち目はないでしょう。もしSONYの意向でそうなっている(SONYが他社にライセンスしないなど)のであれば、SONYは「失敗から何も学んでいない」ってことになりますね。

さて、話が脇道にそれましたが...

H01 シリーズを購買層ごとに分けてみると、

(1) すでにそれなりのオーディオ機器を揃えていて、PCオーディオに手を出したい人 → UD-H01

(2) すでにパソコンで音楽を聴いているが、本格的なオーディオへの買い替えを検討している人 → A-H01

(3) iPad/iPhone/iPodを据置型プレーヤーとして使いたい人 → DS-H01

という感じでしょう。(1)と(3)、(2)と(3)は組み合わせられ、(2)には本格的なオーディオは持っているが寝室用や書斎用にちょっとしたPCオーディオを組みたい人、も含めて良さそうです。

音を聞いてみないことには何とも言えないんですが、なかなか面白そうなシリーズではあります。

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