2011年9月15日木曜日

TEAC UD-H01

TEACから USB入力付きのDAC UD-H01 が新発売となるようです。

D/AはBB1795をモノラルで使用し、IV変換にMUSES 8920を採用するなど、いわゆるオーディオマニア向けの設計ですが、バランス出力(XLR端子)も付くようです。といっても出力レベルは2Vrmsで、アンバランス出力(RCA端子)と同じです。何となく、騙された気がしないでもない。

(まあ、民生用なので、細かい仕様はどーでも良いのでしょうね。Esotericブランドのウン10万円のDACでさえ、バランス出力とアンバランス出力の規定レベルが同じだったり、最高級のD-01に至っては「規定出力レベル」という項目さえない有様です。もちろん、TASCAMブランドのCDプレーヤーなどは、ちゃんとRCA端子 -10dBV、XLR端子 +4dBuとなっています。)

(しかし、UD-H01のアピールとして「プロ用オーディオ機器にも繋げる」と書くなら、やはり規定出力レベルくらいはしっかりしてもらいたいものです。そりゃ、確かに繋がりはしますがね。)

フロントパネルには入力信号のサンプルレートを表示するようですが、どんな信号でも 192kHz にアップサンプルするようなので、こういうギミックが必要かどうかはやや疑問です。というか、アップサンプリングはON/OFFを切り替えられたほうが良かった気がします。

PCオーディオ向けにアピールしているようですが、肝心のUSBオーディオデバイスはTENOR TE8802Lのようなので、要するに「TEACが作った Dr.DAC 2 DX」といったところでしょう。 実売5万円程度の見込みらしいので 、まあ、この程度と言えばこの程度なのかも知れません。最初に見たときは「おっ!?」と思いましたが、よくよく見ると大して面白そうなところはありません。

ダメ出しばっかりですが、もちろん、これからPCオーディオを始めてみよう、という人には悪くないでしょう。Dr.DAC2 DXが実売4万円前後なので、それを買うならUD-H01のほうが良いのではないでしょうか。その他、USBオーディオデバイスとしてPCM27xx系を使っている製品も「なんちゃってUSB-DAC」に見えるので、その手合いよりは良さそうに思います。

単体DACとして使えるので、すでにCDプレーヤーやミニコンポを持っていてアップグレードしてみたい、という場合にも使えます。既存のオーディオも、PCオーディオも、無難に対応できる辺りはポイントが高いですね。

続・UD-H01(と関連製品) に続きます。

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