2011年9月25日日曜日

金高の剃刀

金高 の剃刀です。日本剃刀は需要が減りつつあり、生産している鍛冶師も少なくなっているようですが、金高では自社生産しているようです。鋼には安来鋼の白紙2号が使われています。

剃刀は、「髪」を剃る道具として僧侶や武士に使われてきました。ここ京都には寺が多いこともあって、日本剃刀は比較的需要が多いようですが、最近では剃髪も儀礼化してきていて、大部分を安全剃刀で剃っている場合も少なくないとのこと(出身校が仏教系なので、その手の話を聞く機会がけっこうあります)。

金高では一丁掛け、二丁掛けの2種類を生産していますが、これはやや小振りの一丁掛けです。切れ味は良いですが、慣れないのでなかなか上手く剃れません。ほっぺたは割と簡単ですが、口ひげやあごひげは平面を作りにくいので難しい。落ち着いて剃らないと、刃が滑ってエラいことになりそうです。

日本剃刀は、安くても1万円くらい、高いと3〜4万円もしますが、T字剃刀も切れ味を維持しようと思うと週1回くらい刃を替えていく必要があるので、替え刃代に年1万円近くかかります。そう考えると、砥石(天然砥石なので目が飛び出るほど高いですが、コッパなら3000円くらいで手に入ります)を合わせても、そんなに高いものではないでしょう。

ただ、深剃りは難しそうです。いや、上手くなればできるのかな?

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