2011年8月26日金曜日

島根に旅行

数少ない親戚の家が島根県益田市にあります。いつもは車で行くのですが、同居の祖母が不安がるので今年は飛行機で。 大阪国際空港石見空港 の間で、ANAの1日1往復の定期便がありましたが、不採算路線のために廃止。夏季限定で運行されています。


出発は23日。搭乗口に着くまで知りませんでしたが、この路線の使用機は DHC8-Q400型 でした。まあ、島根県西部はもともと過疎地域なので、こんな小型機でも搭乗率は60%くらいなんですが。使用機の到着遅れで約15分遅れの出発。前線の影響か多少揺れましたが、問題なく到着。さすがに地方の小型空港で、閑散としていました...

到着口を出てすぐに、予約してあったレンタカーを受け取りました。ニッポンレンタカーで「国産1500ccクラス」を頼んでありましたが、アクセラ平成22年式(1500cc/CVT)だったのでちょっとお得感がありました。この車、市街地での巡航速度(60km/h以下)までは一気に加速する反面、上り坂などでアクセルを踏み込んでもやや加速(というか速度の維持)が遅れる印象でした。でも基本価格160万円、実質200万円クラスとしては十分満足。

24日は、このアクセラで宮島へ。8:00過ぎに出発して11:00前に宮島口に着きましたが、競艇の影響もあって駐車場が満車、満車、満車...。12:00過ぎにようやく駐められました。

厳島神社は小学校の修学旅行以来、実に17年ぶりです。JR西日本が運行しているフェリーに乗れば、大鳥居を右手に眺めつつ10分少々で渡れます(もう1つ、広島電鉄系列の宮島松大汽船もあり、いずれも15分に1本の間隔で運行されています)。

(「大鳥居に接近」とはいえ、294mm(35mm換算)のズームでこの程度の距離ですが...)

曇りがちとはいえ良い天気だったので、家族連れや団体さんも大勢参拝していました。ちょうど干潮の時間帯だったようで、鳥居や社殿の足下がよく分かりました。海に浮かぶ厳島神社も荘厳ですが、昔の人が知恵を絞って建てた痕跡を知るのも面白いと思います。


そして、本殿。ちょうど団体さんが押し寄せて来た時でした。


25日は15:05の便で帰るので、午前中に 山口県萩市 へ。益田市からだと、車で1時間少々で行ける距離です(海沿いを走るので、晴れていると景色がきれいです)。歴史地区には吉田松陰を祀った松陰神社のほか、幕末〜明治初期の有名人(高杉晋作、木戸孝允など)所縁の観光スポットが点在しています。とはいえ、萩には2005年にも来て城跡などはすでに回っていたし、飛行機の時間もあるので、今回は萩焼などの土産物を中心に見て回りました。

観光地からは少し離れますが、「 萩しーまーと 」という道の駅があって、萩で上がった魚や蒲鉾、地元の農産物などが販売されています(ケンサキイカなどは水槽で泳いでいます)。浜料理・漁師飯を出すレストランも3軒ほど入っていて、楽しめる施設です。今年はケンサキイカや瀬付きアジなどをお土産に買いました。

そこから少し増田寄りの場所に、明神池という海跡湖があります。火山活動などによって海から取り残された池で、国の天然記念物に指定されています。岩の隙間で海と繋がっていて潮の満ち引きがあり、様々な種類の海魚が棲んでいます。


ボラのようです。エサを売る売店があり、大勢の人が与えるので、人が岸辺に近づくだけで大量に集まってきます。素手では捕まえにくい魚ですが、警戒心が薄いのか手を出せば頭を撫でるくらいは余裕です(笑)。ちなみに、エサを狙うトビに襲われることがあるそうなので、家族連れの場合はご用心を。

この日はエイの姿も見られました。


明神池の全景。この奥に小さな池が2つ繋がっていて、意外と広いです。ちなみに、写真左手の道路沿いにコインパークがあり、1時間200円程度と安価です。写真手前側には海鮮料理を出す料理店やイカ焼きの店などもあるので、食事時に合わせて訪れるのも良いと思います。


奥に鳥居が見えますが、厳島神社の分霊とのこと。その奥には風穴(かざあな)があり、岩の隙間から冷風(13度C程度)が吹き出しています。条件によっては、水蒸気が冷やされて霞になって吹かれる様子も見られます。神社の裏山ということもあって、自然の神秘を感じることができます。


ただ、惜しむべくは、この写真のすぐ手前に「風穴の店」なる飲食店が営業していることでしょう。 萩市観光協会推薦の店 だそうですが、ハッキリ言って雰囲気ブチ壊しです。夜店の屋台程度ならともかく、イスやテーブルが所狭しと並んで小屋まで建ててあるのは、さすがに興ざめです。どのくらい興ざめかと言えば、モナリザの横に仮設トイレを置くぐらい、でしょうか。

ここから少し山を登った(といってもバス道ですが)ところに、 萩ガラス工房 があります。この辺りは半島になっていて、 笠山 という活火山があるために玄武岩が採れるようで、これを利用した薄い緑色のガラスが特徴的です。また、三層構造の「内ひび」ガラスや切り子など、高度な技術を用いた製品にも精力的に取り組んでいます。

今回は、宮島も萩も「駆け抜ける」ような速さで回ったのであまり堪能はできませんでしたが、いろいろと勝手も分かったので、次はじっくり時間をかけて見て回りたいですね。

2011年8月20日土曜日

リコー CX5

リコー CX5 を衝動買い。とはいえ、今まで使ってたのが FinePix F455 で2004年頃の製品だから、もういい加減、買い換えても良かったとは思う。ちょうど9月〜10月くらいがモデルチェンジの時期なので、いまが底値なんでしょう。カメラのキタムラで23,000円也。

コンパクトカメラとはいえ、さすがに6年強の間にずいぶん進化したもんです。手ぶれ補正、高感度化、画像処理能力の向上なんかの恩恵で、今まではフラッシュ必須だった場面でもフラッシュなしで撮れるし、最近のトレンドで広角側に重点が置かれているのも良いです。

欠点は、よく言われている「フラッシュの位置」でしょう。こればっかりは、何とかして欲しかった。画質は、コンパクトカメラにはそれほど求めていないので、十分に及第点。

購入時には、 SONY DSC-HX7V富士フィルム FinePix F550EXR 辺りと比較しました。この辺のカメラは、顔認識、マクロ、夜景など、たいていのシーンを自動で切り替えてくれて、便利は便利。母親に持たせるならこういうのが良いんだろうなぁと思いつつ、僕は天の邪鬼なのでリコーを選んでみた次第。

僕が撮った写真を判断材料にする人はいないと思いますが...

10Mピクセル・ファインモードから1024*768にダウンサイズ。周辺部分(左下や右下が分かりやすい)がぼやけるのは、レンズ性能からしてやむを得ないところでしょうか。原寸で見ると木の葉の細部などは潰れていますが、1/3程度に縮めると気になりません。

神社の境内。これも上記と同様、10Mピクセル・ファインモードから1024*768にダウンサイズ。構図があまり良くないですね。ダイナミックレンジは個人的に十分ですが、やはり周辺部の歪みが若干気になります。右の明るい杉の木肌が、ややノイジーに見えます。

これも、10Mピクセル・ファインモードから1024*768にダウンサイズ。300mmのズームで撮影しています。合焦範囲内ではノイズ感もなく良好と思います。

こちらは、10Mピクセル・ファインモードから1024*768にトリミング。ワイド寄りでのマクロですが、何となくザラついた印象を受けます。

2011年8月17日水曜日

爪切り

爪切り と聞いて、たいていの人がまず思い浮かべるのは、たぶんこれでしょう。僕もそうでした。英語では "nail clipper" と言うように、爪を「挟んでクリップする」タイプの爪切り。安いものは数100円から、総ステンレス製・高硬度焼入刃使用とかでも1000円そこそこで、ドラッグストアはもちろんコンビニでも買える、ごくごく一般的な家庭用品ですね。

巻き爪の人は、ニッパー型の爪切りを使ってる方が多いようです(知人にも数名)。100円単位の商品が多いドラッグストアなんかだと、2000円ほどするニッパー型はけっこう高額商品ですね。たとえば 貝印のニッパー型 だと標準価格3150円(税込み)。「ちょっとこだわってるぞ」という人は、 Solingen なんかを持ってらっしゃるかも。

もちろん、 Solingen も悪くはないと思う。でも、やっぱり刃物は日本でしょ、という訳でちょっと贅沢に諏訪田製作所の クラシックL を買っちゃいました。


シンセを弾いていると爪のことが気になってきて、3〜4日に1回くらい切りたくなるんですが、上のクリップ式だとどうもしっくり来ないんですね。刃の湾曲が指先に沿わないんです。


刃先の薄さ、仕上げの滑らかさが分かるでしょうか? カーブが一律ではなくて、画像の上側では一直線に近く、下側では深めに曲がっているのです。おかげで、幅広く切り落とすこともできるし、端っこを使って細かく成形することもできる。深爪にならずに、きちんと整えられます。しかも、ヤスリがけしなくても切り口のザラザラ感がほとんどありません。すばらしい。

お値段はちょっと躊躇する6500円程度。でも、この切れ味なら十分納得できるでしょう。病院、介護施設、ネイルサロンなどでも使われているとか。

ちなみに、 Solingen ブランドの1つである Zwilling の ツインSネイルニッパー 、諏訪田の OEM ではないかと...