2010年7月28日水曜日

ポータブルスピーカーはけっきょく...

買うとか作るとか 、いろいろ考えた末にたどり着いた結論は、 SONY SRS-M50 だった。

同じくSONYのSRS-TD60も考えたけど、店頭で聞いた限りではSRS-TD60の方は低音がやや不明瞭で、左右の分離という意味でも難がある気がした。やっぱり、この容量でASW方式というのは少し無理があるのかも知れない。

ASW方式というのはAcoustic Super Wooferの略で、たぶん、かの故・長岡鉄男が付けたネーミングだと思う。世界的には4th Bandpass方式と呼ばれるのが普通だろう。振動板の前後のどちらか一方を密閉箱で覆い、他方をバスレフ型とする方式だ。単なるバスレフだとポート共振周波数より低い周波数ではダンピングが利かず、いわゆる空振り現象が起こって音にならない。しかし、反対側が密閉箱になっているので、過大振幅が抑制されてポート共振周波数より低い周波数でも音圧を得ることができる、と理解している。欠点は、振動板からの直接音が一切なくなって、純粋な空気の振動だけが聞こえるので、やや遅い、籠ったような音になりがちという点だ。

SRS-TD60は、なるほどサイズの割に低い音まで聞こえて、嫌みのない音だとはいえる。たぶん、リスニング用としてBGM的に鳴らすのであれば、なかなか良い選択だと思う。下手なiPod用スピーカーなんかを買うぐらいだったら、これの方が良さそうだ。

ただ、モニター用となると、低音の伸びとか量感とかよりは明瞭さと左右の分離の方が重要になってくる。その辺で考えると、やっぱりSRS-M50の方が使いやすいと思う。こいつも、意外と低音が出ているように聞こえる。「ように」というのがミソで、実際には大したことないんだけど、盛大に箱鳴りするので量感が出る。

この箱鳴りは邪魔なので、早速ながら解体してティッシュペーパーを丸めた物を放り込んでおいた。 スコッティ の2枚合わせのうち1枚ずつに剥がした物を、軽く揉んでフワッとさせたものが良かったけど、どこかの評論家みたいに指定品ではない。

評論家といえば、SRS-M50はかの江川三郎お気に入りの品らしい。氏については「スペックより聴感重視、理論面ではトンデモ理論の嫌いがある」という印象がある。音を聞いてみると「成る程」と思わせる良さがあるんだけど、理屈を見ると「おい、ちょっと待てw」と言いたくなるようなことが多い。 トンデモ街道まっしぐらの某ショップ と関係しているから、余計にそう思ってしまうのかも。

まあ、それはそれとして、SRS-M50は、SRS-TD60に比べるとやや歪みっぽい気がしないではない。ただ、このサイズ、この価格という点も考慮に入れるなら、十分に許容範囲だろう。2000〜3000円くらいの見た目だけアルミ振動板みたいなヤツとは一線を画する音質だ。欲をいえば、振動板がほとんど剥き出しでちょっと怖いので、メッシュ状のグリルが付いてるとなお良かった。

2010年7月10日土曜日

もし自作するとしたら...

ポータブルモニタースピーカーを、もし自作するとしたら...という思考実験。

まず、できるだけ出費を抑えたいのと、手持ちのパーツを流用したいから、ドライバは Dayton RS100S-8 を使う。以前は、デスクトップ用に使っていたが、 FOSTEX PM0.4 に置き換えたので、今は押入れの奥だ。

RS100S-8 は、 Qts が0.8前後あって、無限大バッフルか後面解放、もしくは密閉箱に入れて使うのが望ましい。バスレフだと、かなり大きな容量を持たせないとピーク/ディップがグチャグチャになる。

計算上は、だいたい1.2〜1.8リットル前後の密閉箱で、100Hz〜200Hz付近に小さな盛り上がりができる。もっとも、このサイズだと内寸が10cmくらいの立方体だから、バッフルステップはほとんど関係なくなって、ダラ下がりになるだろう。

RS100S-8 の体積を0.25リットルと仮定すると、容積1.5リットル、立方体なら内寸11cmということになる。板厚は、もちろん厚い方が音質上は有利だけど、全体の嵩を考えると9〜12mmくらいに抑えたい。

ところで、パッシブスピーカーだとアンプが必要だ。これは、8オーム負荷はやや厳しい感じもするけど、 KENWOOD KAF-A55 が良いだろう。コンパクトでそこそこ出力もあり、音質も、まあ許容できる。

・・・でも、やっぱりデカイんだよなぁ。

2010年7月2日金曜日

iMacが戻ってきた

先週の木曜日 以来、ちょっと不便な生活が続いていたけど、ようやく iMac が戻ってきた。

とはいっても、実際に届いたのは先月30日の午前中で、バックアップからちまちまデータを戻していたら、今日までかかってしまった訳だ(「ちまちま」とはいっても、CDを全部Apple Losslessで保存しているから、そのデータだけで100GBを超えるんだが)。

24日:電話で修理依頼、27日夕方:クロネコがピックアップに来る、28日:修理センターに入荷、29日:修理・発送、30日:クロネコが持ってくる、といった流れだったから、修理にかかったのは丸2日間ということになる。

原因は、やっぱりロジックボードの故障だった。NICが逝ったんだろう。その原因までは明記されていなかった。ほかに、光学ドライブの故障もあったから(依頼時に申告済み)、これも交換されてきた。たぶん、普通に修理すれば7万円くらいかかったんじゃなかろうか。

今はちょうどC2Dからi5/i7への移行期だけに、買い替えはあまり得策じゃないから、修理して正解といえば正解だろうけど、購入後1年をちょっと過ぎた時期にロジックが逝くっていうのは、ちょっと勘弁してもらいたいトラブルだな。