2009年9月29日火曜日

SONY PCM-M10

SONYが新手のポータブルレコーダを 発売するようだPCM-D50 に比べて小型化しているが、意匠的にはよく似ている。

初代の PCM-D1 は、でかい、値段が高い、駆動時間が短いと三重苦で、とても一般人向きとはいえなかったが、PCM-D50に来てようやく駆動時間も伸び、価格も6万円程度と(気軽には買えないとはいえ)他社のレコーダーと比較できるレベルになった。もっとも、定番の Roland R-09 辺りと比べると重厚長大な感は拭えず、 ZOOM H4 と比べるとファンタム電源の供給ができないといったデメリットがあった訳で、取っ付きにくかったのは確かだろう。

SONYとしては、可動式のマイクやSuper Bit Mappingをウリに、本体だけで(他社製品よりも)高音質で録音ができることをアピールしたかったのだろう。しかし、マイクのセッティングというものは、角度さえ変えれば済むというほど単純ではなく、動かないよりは可動式の方がマシという程度のものだ。

さて、このPCM-M10は、24bit/96kHzというハイビット、ハイサンプリングでデジタル化できるポータブルレコーダーだ。もっとも、それ自体は特に珍しくなくなっているし、たとえば、 TASCAM DR-100ZOOM H4n はファンタム電源も供給できる。 Roland R-09HR という競合製品もある。音楽製作という目で見ると、SONYよりも知名度は高いのではなかろうか。

しかし、SONYにはデンスケの歴史があるし、意匠という目で見ると(少なくとも僕の感覚では)上の競合機種よりもカッコいい。楽器屋の作るレコーダーは、どうも業務用機・電子楽器という印象を拭えないから、一般の人からすると取っ付きにくいのではないかと思う。そういう意味で、ママさんコーラスとか、ピアノの発表会とかいった、「イカツイ機械に抵抗を覚えそうな場面」では、かなり有力な候補になりそうだ。

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