2008年8月15日金曜日

iPhone購入計画?

iPhoneフィーバーも一段落といったところで、購入するかどうかを真面目に考えてみる。

1. 料金システムの裏
SoftBankの料金プランだと、 必須の料金として2990円〜7280円 がかかってくる(内訳は以下の通り)。
  • ホワイトプラン(i):980円
  • S!ベーシックパック(i):315円
  • パケット定額フル:1695円〜5985円
これに加えて、電話による通話料金が加算される。そして、ここから、 新スーパーボーナスとして毎月1920円を上限として割引き がある(24ヶ月)。つまり、月額利用料の最低額は、
  • 1070円+通話料 〜 5360円+通話料
ということだ。

iPhone 8GBの場合、 本体価格は69120円 となる。分割払いの場合は、毎月2880円の24回払いとなる。なので、分割払いにした場合の毎月の支払額は、
  • 3950円+通話料 〜 8240円+通話料
ということになる。

SoftBankの説明だと、「iPhone本体価格から毎月1920円が割り引かれる」かのようにいわれているが、新スーパーボーナスは電話機本体料金からの割引きではなく、「基本使用料+パケット通信料+通話料からの割引き」なので、こう考えるのが正しい。 「iPhone本体2880円から1920円を割引いて実質23000円」という売り方は、かなり裏を含んだ言い方だ。

僕の説明とSoftBankの説明とで、どこが違うのか。それは、
  1. iPhone本体を一括払いで購入する場合
  2. 途中解約した場合
に生じる。「新スーパーボーナスは基本使用料+パケット通信料+通話料からの割引き」なので、(1)の場合には69120円、きっちり耳を揃えて払う必要がある(ちなみに、口座引落しの場合は店頭で支払う必要がある。さすがに、諭吉さん7枚を一気に財布から出すのは心理的な抵抗が大きい)。また、「解約した場合は新スーパーボーナスの適用も解約申し込みの前月限りで終了」するので、1年後にSoftBankとの契約を解約すると、本体の残代金として34560円を払い続ける必要がある(2880円から1920円を引いた960円を12ヶ月、ではない)。

つまり、新スーパーボーナスはあくまでSoftBankとの契約から生じる料金を割引くサービスであって、「iPhoneの購入価格に対する割引きではない」といってもいい。「途中解約しようが、何しようが、iPhoneの代金7万円はきっちりいただきます」という話だ。

2. 予想される通信量
パケット定額フルの料金体系は、1パケットあたり0.084円の従量制で、
  • 20175パケット未満の場合:1695円
  • 20175〜71250パケットの場合:0.084円 * パケット数
  • 71250パケット以上の場合:5985円
ということになっている。1パケットは128バイトなので、1kBで8パケット、1MBで8192パケットとなる。メール換算だと、全角64文字で1パケットだ。

iTunes Storeを利用する場合(僕にはその予定はないが)、1曲あたり3.5MBとして30000パケット近くになる。iPhoneにはカメラがついているが、これも200万画素なので1ファイルあたり3MBくらいは食うだろう。とすると、これをMobileMeやFlckrにアップロードすると、それだけで2〜3万パケット必要ということだ。もちろん、YouTubeを見る場合にも数100kB〜数MB単位のパケット通信をすることになるだろう。

つまり、カレンダーやアドレスを同期して、ちょこっとメールをやり取りするという以外にいっさいパケット通信をしないというのでもない限り、間違いなく上限の5985円に到達する。したがって、 本体代金の分割払いを別にして「5360円+通話料」が毎月絶対に発生する と思っていい。

できるだけパケット通信料を抑えようと思えば、
  • iTunes Storeはパソコンで利用する。
  • メールに写真を貼付しない。
  • メールはGmailかMobileMeを利用し、画像を自動で読み込まないようにしておく。
  • 写真は、いったんパソコンへ送って(Bluetoothもあることだし (*1))、パソコンからアップロードする。
  • YouTubeは封印。
  • Safariは封印。
  • マップも封印。
  • カレンダーやアドレスの同期も、手動にする。
ということになるだろう。これだけケチれば、たぶん、最低額の1695円に抑えることができるんじゃないだろうか。出先でオンラインサービスを利用したいときも、できればWi-Fi公衆アクセスポイントを見つけるのがいいだろう。

(*1) 実に驚くべきことだが、なんとiPhoneのBluetoothはハンズフリーにしか使えないようだ。後日のファームウェアで改善される可能性はあると思うけれど、これでは使い物にならない。

3. まとめ − 僕がiPhoneを使うとすれば
「iPod touch(+電話+メール+カメラ+Bluetooth)」的な使い方にして、 いざとなれば出先でオンラインサービスや電話も利用できる 、程度に位置づけることになるだろう。

日本では、まだまだ公衆アクセスポイントの数が少ない。だから、メールのやり取りにパケット通信は必須だ。ケータイ全盛期なので、やっぱり音声通話もあった方が良い。カレンダーやアドレス、音楽などは自宅で1日1回同期できれば十分事足りるが、iPod touchだとせっかくインストールされているSafariやメールを使えないので機能的に無駄が多くなる。しかも、カレンダーとアドレスと音楽のためだけに、ケータイとiPod touchという2つのデバイスを併用するのも、かなり無駄だ。

その点、iPod touchの通信機能が強化されれば、ケータイを持つ必要はなくなる、というわけだ。

4. 残る問題点
最後に、予想される問題点を洗い出してみよう。これは、 文字入力が不便 のひと言につきる。PDA的なものである以上、素早く、正確に文字が入力できなければ意味がない。メモ帳や手帳の替わりになってくれないと困るのだ。

この点、iPhoneの文字入力方法は、ケータイ方式かQWERTY方式かの二択が基本になる。フリック入力に熟達すればかなりの高速入力が可能になるらしいが...

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