2008年7月2日水曜日

非科学的

CDからリッピングするときに、
iTunesでAIFFにするより、Finderのドラッグ&ドロップでした方が音質が良く、Finderを終了してTerminal.appからcpコマンドですればさらに高音質、同じコピーでもdittoだとさらに音質が変わる
のだそうだ。

ハッキリいって、眉唾どころかオカルトかペテン以外のなにものでもないのだが、そういう僕でも聞き分けられたなら本当だといって良いだろう(もちろん、「変わるわけがない」という先入観のせいで正しく判断できない可能性はある。これを避けるには、ダブルブラインドテストしかない)。

で、結論。やっぱり変わらない。当たり前だが

念のためにバイナリエディタで比較してみたが、iTunesだろうが、Finderだろうが、Maxだろうが、CopyToだろうが、ヘッダ情報以外は完全に一致した。これも、当たり前だが。

話は簡単だ。どんな方法でリッピングするにせよ、Mac OS Xの場合、AIFF化するには必ずCoreAudioに処理させている。しかも、AIFFのうち、音のデータはRawデータそのものだ。だから、フロントエンドが違うだけで音質が変わるわけがない。(・・・はず。少なくとも、iTunes、Finder、Terminal.app、Maxは、CoreAudioを呼び出してAIFF化している。CopyToは、Terminal.appにコマンドを送るだけだから、けっきょく一緒だ。)

むしろ、Maxのように、エラー訂正機能が強力なソフトを使って、リッピングを正確に行うことの方が重要だ。もちろん、キズのついたディスクでない限り、エラー訂正で結果が変わることはない(1回読みでも正確にコピーできている)。

思い込み(プラシーボ効果)以外の要因は考えられない。

甚だしきは、
「デジタル」・・・の本当の実相は頭の中だけにあるのだと、私は考えています。頭の中にあるものを実現するために、現実の形相や現象を利用して擬似的に「0と1」の2値と見なすのがデジタル記録伝送技術ではないか
とまで仰る。コンピュータっていうのは、何100万個のトランジスタ(=スイッチ)を物理的にON/OFFしているのであって、観念的なものではないはずなんだけどなあ。

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