2011年9月6日火曜日

Macで使えるオーディオ・アナライザ・ソフト [2012/7/28更新]

最新の情報は「2013年版 Macで使えるオーディオアナライザソフト」に記載しています。本記事は2012年7月28日が最終更新で、以後の情報はフォローしていません。

当ブログで最もページビューが多いのが、何とこの記事とのこと。Macユーザの皆さん、音響解析でお困りなんでしょうか...?
新しい情報もあるので、記事を更新してみます。[2011/09/06追記]

SpectreがApp Storeで販売されているようです。[2011/09/25追記]

ElectroAcoustics Toolbox も Mac App Store で販売されています。また、機能を一部に限定した SignalScope Pro 、その下位バージョンである SignalScope も販売されています。オシレータとして SignalSuite もラインナップされています。[2012/1/31追記]

audiotools、AudioTest、ProLevel、ProPhase を追記。価格情報を更新。[2012/7/28]

オーディオをやっていると、何かと測定したくなるのは必然の流れなんだろうか。ともあれ、Windowsの世界では、 efu氏 のWaveSpectraとWaveGeneで基礎的な計測ができる。しかも、フリーソフトだから入門にも適している。
Macでは、というと、なかなか良いものが見当たらない。まず、さまざまな信号を自在に作成できるソフトが少ない。特に、時間ではなくサイクル数で音の長さを指定できるものが、ほとんど見当たらない。 Audacity を使えば比較的柔軟に信号を生成できるが(波形編集ソフトなので、当たり前といやぁ当たり前だ)、面倒だし、リアルタイムで設定を調整したりできないのが辛い。
とりあえず、シェアウェアを含めて、目に付いたソフトをメモ書きしておこう。

オーディオ・アナライザ
  • ElectroAcoustics Toolbox
     非常の高機能なソフトのようだ。あらゆる種類の信号の生成と、スペクトログラム、波形表示、リサージュ、オシロスコープ、ウォーターフォールなど、主立った機能は完全に網羅している様子だ。ただし、高い。シェアウェアというより商用ソフトで、7万円強もする。信号生成ソフトや、解析ソフトSignalScope Proを単体で購入すればそこまでは行かないが、ElectroAcoustics Toolboxにしかない機能もあるようだ。
     現在は iPhone や iPad 向けに、スピーカーの測定や設計支援のアプリもあり、いろいろ充実している模様。[2011/09/06追記]
     本ソフトが Mac App Store で販売 されています。現在の価格は、42,500円です。[2012/1/31追記]
     価格が26000円に引き下げられています。これは安い。[2012/7/28]
  • SignalScope / SignalScope Pro
     上記の ElectroAcoustics Toolbox のうち基本的な機能に限定した解析ソフト。波形生成機能も備えている。価格は、それぞれ6,900円と17,000円。このくらいなら買っても良いかも。 ウェブサイト から体験版をダウンロードできます。[2012/1/31追記]
     価格が4300円、13000円に引き下げられています。今が買い時か?[2012/7/28]
  • AudioTools
     Mac のほか Windows でも動作するオーディオアナライザ。レベル表示のほか、オシロスコープ(シングルショットやストレージ機能あり)も備えているようです。波形生成も可能。ただし、信号レベルは相対表示のようです。[2012/7/28追記]
  • FFT Audio Analyzer
     フリーソフトだが、まだ若く、機能的にはほとんど整っていない。複数のデータを重ねて表示することができないし、棒グラフ式の表示なのであまり細かな計測はできない。今後に期待しよう。[2011/09/06リンク更新]
  • Spectre
     スペクトログラム、波形表示、リサージュ、オシロなどの機能を搭載。信号を発生させる機能はないようだが、150ドルと比較的安い。購入するとすれば、有力株か。App Store価格は、 Starter版 が4,300円、 機能無制限版 が8,500円。機能面で以下の差がある。
    • Spectre Starter
      • レベルメーター、VUメーター、オシロスコープ、スペクトログラフ、スペクトログラム、波形、リサージュ、数値表示
    • Spectre
      • レベルメーター、VUメーター、BBCメーター、オシロスコープ、スペクトログラフ、ローエンドメーター(?)ハイエンドメーター(?)、レベルヒストリーメーターLeqメーター(積分騒音計)、スペクトログラム、リサージュ、パワーバランスコリレーション、数値表示、スペクトル比較フェーズ比較コヒーレンス
  • AudioXplorer
     もともとシェアウェアだったが、開発中止とともに無料化され、BSDライセンス(修正型?)の下でソースコードが利用できるようになったようだ。スペクトログラム、波形表示、オシロが使える。基本的な信号を生成することもでき、かなり強力なソフトだ。開発中止が悔やまれる。SourceForgeで開発継続されないかなぁ。
  • MATAA
     GNU GPLのオープンソース・ソフトウェア。まだ試用していないので、具体的な使い勝手は分からないが、どうやらX11上で動作するようだ。スクリーンショットを見る限り、インパルス応答、ステップ応答、位相、周波数特性などが解析できる模様。使いこなせば、かなり強力なソフトかも知れない。
  •  Sonic Visualizer
     音声ファイルを解析できるソフト。波形の他、スペクトログラム、メロディライン解析など、録音技術の学習に焦点を当てている。[2011/09/06追記]
  • ProLevel
     レベルメーターだけの機能の模様。 Mac App Store 価格450円[2012/7/28追記]
  • ProPhase
     位相を比較表示するソフト。上記の ProLevel と同等のレベルメーターも備えている模様。 Mac App Store 価格2200円
    [2012/7/28追記]
波形生成
  • AudioTest
     リアルタイムにさまざまなトーンを生成できるウェアウェア。15ドルなので、機能を考えれば安い。
     Mac App Store で 450円で販売 されています。[2012/7/28追記]
  • SignalSuite
     ElectroAcoustics Toolbox、SignalScope等と同じメーカーから発売されている波形生成ソフト。Mac App Store 価格で2,600円。こちらも体験版がある模様。[2012/1/31追記] 価格が1700円に引き下げられています。[2012/7/28]
番外編?
  • DIGICheck
     RMEのオーディオインターフェイスで動作する音響解析ソフト。ピーク/RMSレベルメーター、周波数分布、リサージュ、サラウンド解析、デジタル音声信号のビット監視など、非常に多機能。Babyfaceでも使えるので、測定用マイクを使うためと称して買うという手もあり?[2011/09/06追記]
  • CueMix FX
     MOTUのオーディオインターフェイスで動作するソフト。オーディオI/F内のDSPミキサ/エフェクタの設定を行なうとともに、スペクトラムアナライザ、X-Yプロット、フェーズアナライザとしても使える(DSP上で動作しているのでCPUパワーは必要としない)。MicroBookでも使えるので、意外と安く導入できます。[2011/09/06追記]
     今買うなら MicroBook II でしょうか。[2012/7/28追記]
本記事の初出は2007年9月23日(日) 9:54です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

参考になりました。
ありがとう。

S'bhuth さんのコメント...

コメントありがとうございます。これからも、ボチボチと情報を収集していきます。