2007年8月31日金曜日

Macで利用可能な音声ファイルの覚書き (2)

非圧縮の音声ファイルについて。

RAW理解不足
文字通り、「生」の音声データ。通常は、PCM 8bit 〜 32 bit signed、32 bit もしくは 64 bit float の音声が格納される。PCM unsigned や U-Law、A-Law も可能。U-Law、A-Lawは、携帯電話などの通信分野で主に使用される符号化方式で、前者が北米と日本、後者がヨーロッパで、利用されているらしい。

CDDA(音楽CD)のデータの場合、PCM 16 bit signed になる。

識別子は、一般に .raw となる。

AIFFおおむね理解
Audio Interchange File Format の略。Audio IFF とも呼ばれる。IFF というのは汎用のデータコンテナで、異なるプラトフォーム間でゲームを移植しやすくするために、Electronic Arts (EA) が Commodore-Amiga と共同で策定した規格。これをもとに、Apple が拡張したものが、AIFF になる。Apple のほかに、SGI も採用した。

識別子は、.aiff もしくは .aif

一般的には、非圧縮のリニアPCMデータを格納する(つまり、データ領域ではRAWデータそのもの)が、圧縮フォーマットもあり、AIFCフォーマットと呼ばれる。AIFCの使用例は、今日ほとんどない。要するに、AIFFとは、RAWデータに適当なヘッダを付加したファイル形式と考えれば、おおむね間違いない。

AIFFフォーマットのバイトオーダーは Big Endian であり、ヘッダの形式以外では主にこの点で WAVE 形式と異なる。

参考リンク:http://bb.watch.impress.co.jp/cda/bbword/16493.html


WAVEおおむね理解
RIFF Waveform File Format の略。RIFF (Resource Interchange File Format) は、音声に限らず、さまざまなデータを格納する汎用コンテナで、その派生型の1つとしてWAVEフォーマットが定着した。RIFF自体はAIFFを参考に作られており、ヘッダ情報が若干異なる程度で、少なくともWAVE形式に関していう限り、実質的な違いはほとんどない。

識別子は WAVE であるので、本来「WAVEファイル」と呼ぶのが妥当だが、Windows上での拡張子が .wav であるため、「WAVファイル」と呼ぶことが一般化している。

データ領域がRAWデータと同じであること、圧縮形式も提供されているが現実にはほとんど普及していないことなども、AIFFと類似する。

AIFFに比べてヘッダが若干冗長であるため、WAVEからAIFFに変換すると、約100byteファイルサイズが小さくなる。また、AIFFと異なり Little Endian のバイトオーダーを持つので、バイナリエディタで見ると配列が異なっているのを確認できる。

参考リンク:http://bb.watch.impress.co.jp/cda/bbword/16386.html
..... to be continued.

2007年8月28日火曜日

Macで利用可能な音声ファイルの覚書き (1)

キーボードの話((1)番外編?)やらルームアコースティックの話やらで、話題があちこちに飛んでいるけれど、ふと気になったので。

Macで利用できる音声形式について、ちょっとばかり覚書き。まず、形式について洗い出してみる。

非圧縮
  • RAW
  • AIFF
  • WAVE(WAV)
可逆圧縮(ロスレス圧縮)
  • Apple Lossless
  • FLAC
  • Monkey's Audio
  • TTA
  • WavPack(不可逆モード、ハイブリッドモードあり)
不可逆圧縮
  • MP3
  • AAC
  • Speex
  • Ogg/Vorbis
もちろん、ここに挙げていない形式も利用できるが、使い勝手や普及率からいって、この辺りが限界だろう。詳細は、勉強しつつ後日。

..... to be continued.

ルームアコースティックを(お手軽に)考える

いわゆる「定在波」は、主に100Hz以下の低音において、特定の周波数で音圧が上がったり下がったりするピーク/ディップの問題としてよく取り上げられる。これは、たとえば20Hz - 20kHzのスイープ信号をスピーカーから流せば、耳で聞いても低音の「うねり」として聴き取れる。

ところが、これを正確に測定するのは難しい。周波数特性がフラットなマイクとマイクアンプが必要で、より正確には校正データが必要になる。しかも、スピーカーの周波数特性がけっこう怪しかったりするので、これも不完全だ。

これに対して、部屋の残響を調べることは、意外に難しくない。一瞬だけ再生される音(バースト信号)を作ってスピーカーから再生し、マイクで拾って録音すれば一目瞭然だ。スピーカーから再生される音は一瞬なので、暗騒音以外に波形が記録されていれば、その音が部屋の残響ということになる。

もちろん、これも、正確にやろうとすれば事は容易ではないのだけれど、周波数特性を調べるとか、定在波の影響を調べるとかに比べると、比較的やりやすい。どんなスピーカーでも(パソコン用でも音量さえとれれば良い)、残響が問題になるであろう数100Hz - 数kHzくらいの音は再生できるし、パソコン内蔵マイクでも大丈夫だ。

左のスクリーンショットは、Audacityで作成した音。振幅0.8倍の440Hzのサイン波だ。音が出ているのは8サイクル、約0.018秒間だけである。

右の図は、iMac(Core 2 Duo/2.16GHz)の内蔵マイクで録音したもの。再生には、FirewireオーディオI/Fを介して自作のフルレンジスピーカーを利用した。いずれも机の上にあり、近接している上に向きが逆なので、位相や周波数特性はかなり怪しい。それでも、本来8波で終わるはずの音が、何やらうにゃうにゃと後を引きずった後(最初と2つ目の○で囲んだところ)、少し後にごく小さな波があるのが見て取れる(3つ目の○の部分)。

もちろん、何回繰り返しても同じような結果になるので、外部からの音ではない。


あくまでも「お手軽に」測定するというコンセプトなので、これでどうこうというレベルの話ではないけれど、けっこう響いてるんだなということくらいは分かる。

2007年8月27日月曜日

Appleのキーボードを考える - 番外編

いきなり番外もないだろうという突っ込みは置くとして...

これ は、すごい。ぜひ、画像で確認して頂きたい(著作権 [ キーボードを真上から写した写真ごときに著作権は発生しないと思われるが、念のため ] とサーバ負荷の問題上、画像を拝借することができない)。

つまり、拡張キーボードの全てのキーに65,000色の液晶画面を内蔵して、SDカードに画像をキーレイアウトを記録してキーボードに挿入し、自由自在にカスタマイズできるようにしたもの、だ。しかも、実際に押下されるのは表面だけで、液晶自体にはまったく負荷がかからないようになっているらしい。アンビエントライトセンサーも搭載しているようなので、周囲の光量に合わせて液晶のバックライトの照度が変化するのだろう。

アプリケーションをショートカットとして登録することはもちろん、画像を表示しておいたり(Shift+Control+Option+Commandで全部のキーを使って1枚の写真を表示できたりしたら、とてもクールなサプライズになるだろう)、数式の計算を割り当てたり、HTMLコードを登録したりもできるようだ。文字の方も、もちろん、ローマ字だけでなくアラビア文字、スワヒリ語、平仮名も登録できる。

Windows XP/Vistaと、Mac OS X 10.4.8以降に対応している(レイアウト変更ソフトの関係だろう)。

お値段の方は、平均1500USD以上。日本円換算だと18万円。とってもリーズナブル?

値段が値段だけに、Kensingtonロック対応の盗難対策がされている。

Appleのキーボードを考える (1)

今でこそ、Macを買うと漏れなくキーボードが付属しているけれど(Mac mini は除く)、一昔前は、「本体・マウス・ソフト類・分厚いマニュアル類」というのが常識だった。今のMacは、マニュアルがなくなってキーボードが増えた、ということだな。

さて、そのキーボードだが、これが標準で付くようになったのは、記憶が正しければ 初代iMac からではなかっただろうか。カラーヴァリエーションが増えた頃には、ご丁寧にも本体カラーと同色のキーボードと真ん丸なマウスが付いてきたように思う。そして、Appleの作るキーボード(そしてマウスも)の評価が悪くなり始めたのも、ちょうどその頃ではなかったろうか。

個人的にも、その頃以降のAppleのキーボードは手に馴染まない。キーボードマニアではないのだけれど、付属品ではあまりにもタイプしにくいので、いろいろと試し始めたのも、ちょうどその頃じゃないかと思う。

Macを買うと要らなくても付いてくるので、気がつくとキーボードがけっこう余ってしまっている。すでに処分してしまったものもあるけれど、今まで使ってきたキーボードを振り返りつつ、新しいキーボードを模索してみようと思う。

..... to be continued.

2007年8月25日土曜日

CR-D1の限定モデル、AKGのポータブルヘッドホン

ONKYO CR-D1LTD

オンキヨーがデジタルアンプ搭載のCDレシーバー CR-D1 に限定モデルを設定するらしい。文字通り、CR-D1LTD。ちょっとだけ豪華なパーツを使って音質や外装をグレードアップし、標準モデルとの差別化を図る手法は、かねてから、ちょっと豪華なミニコンポである INTECシリーズ で踏襲されてきた手法で、いかにもオンキヨーらしいやり口だ。

CR-D1は、安い割に音がいいミニコンポだと思うのだが、7万円を超える定価設定だとちょっと躊躇してしまう。CR-D1の通販価格は3万円代前半くらいが相場のようだが、その価格であの音だからこそ「買っても良いかな」と思えるわけで。定価7万円だと、当面は5万円台後半の売値になると思われるが、果たして2〜3万円も余分に出すだけの音質向上があるのだろうか。基本モデルの出来が良いだけに、中途半端な上位機種では売れないだろう。

情報源:
AV Watchの記事
ITmedia + D LifeStyleの記事

AKG K412P

ハーマンインターナショナルが、AKGのポータブルヘッドホンのラインナップに 新しいモデル を加えるようだ。ポータブル用としては珍しい(?)セミオープン型。価格や構造、カラーリングを見ると、K24PとK26P の中間といった感じだろうか。

情報源:
AV Watchの記事

2007年8月23日木曜日

CDラック

現在のCDラックは、オーディオテクニカの これこれ が1台ずつなのだけれど、両方とも下から3段目までほぼ完全に埋まり、大きい方は4段目も半分ほど埋まった状態になっている。つまり、最低でも300枚はあることになる(BOXものや2〜3枚組のものもあるので、320〜30枚くらいか?)。

今の部屋の配置だと、CDラックはどうしても窓際に置かざるを得ないのが、そうすると、天板がなく、背中が開放されているこのラックでは、ジャケットが日に焼けてしまう。窓は北向きだが、やはり気になる。

ということで、CDラックを探してみても、これがなかなかしっくり来ない。背が低くて横に長いもの というのが、ないに等しい。確かに、一般には高さ方向に収納した方が効率は良いのだけれど、CDラックのように奥行きが短いものは不安定になりやすいし、窓の高さより低く抑えるという現在の目的からすると、そういうものは却下せざるを得ない。

しょうがないので、今は自作する方向で検討中。ある程度重さがあった方が安定するし、棚板がたわむのは見苦しい上に、何より設計が楽という理由から、板厚は15mmに。奥行きと高さは短い方が良いので、大きめのジャケットに合わせて16cmとし、後ろに落ちないように直径1cmほどの丸棒を棚の高さの中間付近に通す。

外形寸法は、
  • 幅1195mm = 棚板575mm * 2 + 仕切り15mm + 左右の側版15mm *2
  • 高さ540mm = 底板15mm + 天板15mm + 棚板15mm * 2段 + 棚板同士の間隔160mm * 3
  • 奥行き160mm
となる予定。

ただし、これだと300枚ギリギリなので、ベッドと本棚の間の43cmの隙間に背の高いシェルフを作って(棚の幅390mm)、上から4段をCD用に回す。これで、さらに150枚分くらいの容量を確保できるので、1〜2年くらいは十分余裕を持って収納できるだろう。

本命のラックは1200mm * 1200mmの板から十分にとれる。後者のシェルフは、サブロク板1枚でほぼぴったりとれるだろう。